この記事は未来さんのホームページに掲載されてる体験談です。
掲載許可のお願いを快諾頂き「同じ仲間の役に立つのであれば」と
ご連絡いただきました。 未来さん、ありがとうございます。
未来さんのホームページの原文です。
平成26年2月6日
ダットスキャンを用いた、脳ドパミンSPECT(スペクト)という検査を受けました。
ダットスキャンは、2013年の9/20に承認され、2014年の1/27に発売。2/3に導入されたばかりの放射性医薬品で、パーキンソン病の診断に繋がる情報が得られます。
特に若年性のパーキンソン病は、色んな科、色んな病院を転々として漸く病名にたどり着くケースが多く、病名が付いても、診断方法が、症状、レボドパの効果の有無、他の疾患を疑わせるものがないか、等。と、本人にすれば、曖昧なまま経過観察されてしまう患者さんも多いと聞きます。
このダットスキャンで、診断出来る。=早期発見、早期治療の開始が出来ることで、アプローチの仕方も進化してくるでしょうし、今後のパーキンソン病治療に間違いなく一石を投じる診断方となるでしょう。
今回、私の場合は、DBSを行った患者ではどうなのか?と言う目的で行いました。間違いなく、パーキンソン病だと診断されました。
写真は、診断結果です。頭の中心部に二つの光点が見られますが、正常な場合は、勾玉(まがたま)のような形状に映ります。私は、パーキンソン病なので、円形に近い形状です。
これは、あくまでも個人情報ですが、敢えて、、。
記事は先生にインタビューして作成しましたが、聞き間違い、聞き漏らしがあるかも知れません。ご了承下さい。
なお、ダットスキャンは確定診断ではなく、除外診断の一つになります。
SPECT(スペクト)とは《single photon emission computed tomography》単一フォトン放射断層撮影装置。人体に微量の放射性医薬品を投与しその放射能を体外で測定、コンピューター処理して断層画像を得る。従来のCTは形態しか把握できなかったが、この装置では血液量や代謝などの情報も得ることができる。